【健診】新型コロナウイルス感染症流行期における 呼吸機能(肺機能)検査の中止について
新型コロナウイルス感染拡大防止策として、日本呼吸器学会では、流行期の呼吸機能検査について、呼吸機能検査対象者もCOVID-19の無症候性感染者である可能性があり、慎重な対応を提言しています。
呼吸機能検査における深呼吸や最大努力での強制呼気などの手技をおこなうことは、汚染飛沫・エアロゾルの拡散を生じ感染拡大の来す可能性が懸念されており、当クリニックでは、人間ドック・健診での流行期における期間について呼吸機能検査を中止とさせて頂きます。
人間ドックの呼吸機能検査の意義として、特に喫煙者の慢性閉塞性換気障害を検出し、慢性閉塞性肺疾患を診断して喫煙習慣への早期介入を行うことで、呼吸機能の重症化を防ぐ点に重点が置かれています。
呼吸器系に大きな変化が起きた時には、聴診や胸部X線写真・肺CT画像に所見が現れる事が多く、呼吸機能検査以外の検査での注意深い観察によって対応できることもあります。
受診者様にはご迷惑をおかけ致しますがご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。
医療法人社団順正会 ヒロオカクリニック健診センター