【新型コロナ 抗体検査】ワクチン接種後の抗体量を検査出来ます
ヒロオカクリニックでは新型コロナウイルス「中和抗体検査(IgG抗体定量検査)」を自費(6,600円:税込)にて実施しております。
*ご希望の方はお電話でご予約願います。(TEL:0570-002-666「1.外来」)
◆ 新型コロナウイルスワクチンの仕組み
現在国内で承認されている新型コロナウイルスのワクチンのうち、ファイザー製とモデルナ製のワクチンはmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと呼ばれる種類のものです。
このmRNAワクチンは、これまでになかった新しいワクチンで、新型コロナウイルスがヒトの細胞に感染するために必要なスパイクタンパク質部分の設計図となる遺伝情報(mRNA)をワクチンとして投与します。
ワクチン接種により、このmRNAが細胞に取り込まれると細胞の中でスパイクタンパク質が作られ、免疫がそれに反応してスパイクタンパク抗体(中和抗体)が産生され、実際の新型コロナウイルスへの抵抗力(免疫)がつくという仕組みです。
比較的短期間で製造可能なmRNAワクチンですが、抗体がどの程度持続するかは研究段階のためまだわかっていません。
「中和抗体検査」は、ワクチン接種によって抗体がどの程度獲得できたかどうかを測定できる検査です。
※「中和抗体検査」は外部の大手検査機関にてアボット社の試薬を用いて検査いたします。
▼ 次のような方にお勧めします
- 感染歴があり、中和抗体を保有しているか知りたい方。
- ワクチンを接種する前に、すでに中和抗体を保有しているかどうかを知りたい方。
- ワクチン接種後に、ワクチンの効果があったのかどうかを確認したい方。
- 1回目のワクチン接種で副反応が強く出たため、1回目で中和抗体ができていれば2回目の接種は避けたいと考えている方。※ワクチンは通常2回の接種が推奨されています。
※ワクチン接種後の場合は、1~2週間程度経ってからの検査を推奨しております。
(ワクチンの接種で十分な免疫がつくまでの日数については、厚生労働省ホームページ 新型コロナワクチンQ&A をご参照ください。)
※中和抗体を保有していても、抗体量や体調によって新型コロナウイルスに感染する可能性はあります。
※どれくらいの中和抗体が新型コロナウイルスの発症防止に十分であるかは完全にはわかっていません。
※中和抗体検査は新型コロナウイルスを検出する検査(PCR検査や抗原検査)ではありません。現在、新型コロナウイルスに感染している状態かどうかはわかりません。