オンライン診療とは 通院せずスマホで医師の診察が受けられる医療サービス
INDEX
オンライン診療が注目されているのは、次のような特徴があるからです。
・患者様が医療機関に行かなくてよい
・スマホ画面に現れる医師から、診察を「ライブ」で受けられる
・公的医療保険を使うことができる
インターネットの会議システムを使っているので「オンライン」と名付けられましたが、かつては遠隔診療と呼ばれていました。
患者様と医師が離れた場所にいながら、診療ができるからです。
実は珍しくない?
オンライン診療は2018年に保険適用を受けたばかりの新しい医療サービスですが、実は「珍しくない」一面もあります。
オンライン診療が登場する前から、電話による診療が認められていたからです。
オンライン診療で使うインターネット会議システムなどは、いわば、電話の発展形です。電話がITに置き換わったと考えれば、オンライン診療は珍しいわけではありません。
ではなぜ、オンライン診療がこれほど脚光を浴びるようになったのでしょうか。
オンライン診療が注目される3つの理由
オンライン診療が注目されている理由は主に3つあります。
・公的医療保険制度において、オンライン診療専用のルールが導入された
・ITにより電話より圧倒的に質の高い医療を提供できるようになった
・新型コロナウイルス感染拡大で「非接触」「非移動」の意義が高まった
1つずつみていきましょう。
オンライン診療専用のルールが導入された
2018年以前にも、オンライン診療を行っている医療機関はありましたが、それは自由診療の形を取っていました。
2018年に「オンライン診療料」や「オンライン在宅管理料」という、オンライン診療専用のルールができ、オンライン診療が保険適用になりました。
保険適用になったことは、医療界や厚生労働省が、オンライン診療の医療的価値を認めたことを意味します。
質の高い医療を提供できるようになった
オンライン診療の価値を高めたのは、このシステムを構築した医師や企業などですが、その基礎にはITとインターネット環境の発展があります。
オンライン診療の生命線はインターネットです。日本中どこでも気軽にインターネットにつながることができるようになったことが、オンライン診療の利便性を高めました。
また、スマホの普及により、患者様の多くがオンライン診療を使えるようになりました。
さらに、スマホやパソコンの画質や撮影能力が格段に向上したことで、医師は、必要な患者様情報をオンラインで収集できるようになりました。
コロナで「非接触」「非移動」の意義が高まった
患者様にとってのオンライン診療の最大のメリットは、医療機関に行かなくてよいことでしょう。
そしてコロナ禍によって、接触や移動を制限しなければならなくなり、オンライン診療の通院不要の意義はさらに高まりました。
オンライン診療なら、電車やバスに乗ることも、医療機関のロビーで待つことも、医師や看護師と対面で話すことも省略できます。それでいて、患者様と医師は、しっかりコミュニケーションを取ることができます。
オンライン診療の流れ~ヒロオカクリニックの場合
ヒロオカクリニックでもオンライン診療を導入していますので、その利用方法を紹介します。
他の医療機関のオンライン診療も、大体このような流れで進みます。
・アプリ「クロン」をスマホにダウンロード
オンライン診療を希望される患者様は、事前に、自身のスマホに「curon(クロン)」というアプリをダウンロードします。
・登録とアカウントの作成
クロンにユーザー登録をします。
メールアドレス、パスワード、患者様情報、クレジットカード情報などを入力します。
・同意書に同意する
クロンの「医療機関の追加」で、ヒロオカクリニックを追加します。
さらに「同意書」に同意していただきます。
以上で、患者様の登録は完了です。
・クリニックでの確認
患者様のクロン登録が完了したら、ヒロオカクリニックのスタッフが、コンピュータ上で患者様を承認します。
これで、患者様はヒロオカクリニックのオンライン診療を受診できるようになります。
・受診日時の予約、問診票の入力
患者様はクロンを使って、オンライン診療を受けたい日時を入力したり、問診票を記入したりします。すべてスマホで行います。
・実際のオンライン診療
予約した日時に、ヒロオカクリニックの医師から患者様のスマホに「電話」をします。
患者様がクロンの「応答」をタップすると、スマホ画面に医師が映ります。
医師側のパソコンには、患者様が映ります。
これがインターネット会議システムで、そのまま診療を行います。
・処方箋の発行と受け取りとお支払い
医師がオンライン診療で薬が必要であると判断したら処方箋を発行します。
そしてヒロオカクリニックが、患者様が指定する薬局に処方箋をFAXします。
患者様は、指定した薬局に行って薬を受け取り、薬代を支払います。
ヒロオカクリニックへのオンライン診療のお支払いは、クロンに登録したクレジットカードで行います。
まとめ~限界があることを知っておいてください
オンライン診療は便利で画期的な医療サービスですが、限界があることを知っておいてください。
やはり、患者様と医師が「リアル」で対面したほうが、より確実な診療を提供できます。また、オンライン診療を実施できる病気も限られています。
そのためヒロオカクリニックでは、まずは患者様に、通常通りの対面診療を推奨しています。
対面診療をベースにしながら、不便が生じたらオンライン診療でフォローするという進め方がベストではないでしょうか。
オンライン診療が注目されているのは、次のような特徴があるからです。
・患者様が医療機関に行かなくてよい
・スマホ画面に現れる医師から、診察を「ライブ」で受けられる
・公的医療保険を使うことができる
インターネットの会議システムを使っているので「オンライン」と名付けられましたが、かつては遠隔診療と呼ばれていました。
患者様と医師が離れた場所にいながら、診療ができるからです。
実は珍しくない?
オンライン診療は2018年に保険適用を受けたばかりの新しい医療サービスですが、実は「珍しくない」一面もあります。
オンライン診療が登場する前から、電話による診療が認められていたからです。
オンライン診療で使うインターネット会議システムなどは、いわば、電話の発展形です。電話がITに置き換わったと考えれば、オンライン診療は珍しいわけではありません。
ではなぜ、オンライン診療がこれほど脚光を浴びるようになったのでしょうか。
オンライン診療が注目される3つの理由
オンライン診療が注目されている理由は主に3つあります。
・公的医療保険制度において、オンライン診療専用のルールが導入された
・ITにより電話より圧倒的に質の高い医療を提供できるようになった
・新型コロナウイルス感染拡大で「非接触」「非移動」の意義が高まった
1つずつみていきましょう。
オンライン診療専用のルールが導入された
2018年以前にも、オンライン診療を行っている医療機関はありましたが、それは自由診療の形を取っていました。
2018年に「オンライン診療料」や「オンライン在宅管理料」という、オンライン診療専用のルールができ、オンライン診療が保険適用になりました。
保険適用になったことは、医療界や厚生労働省が、オンライン診療の医療的価値を認めたことを意味します。
質の高い医療を提供できるようになった
オンライン診療の価値を高めたのは、このシステムを構築した医師や企業などですが、その基礎にはITとインターネット環境の発展があります。
オンライン診療の生命線はインターネットです。日本中どこでも気軽にインターネットにつながることができるようになったことが、オンライン診療の利便性を高めました。
また、スマホの普及により、患者様の多くがオンライン診療を使えるようになりました。
さらに、スマホやパソコンの画質や撮影能力が格段に向上したことで、医師は、必要な患者様情報をオンラインで収集できるようになりました。
コロナで「非接触」「非移動」の意義が高まった
患者様にとってのオンライン診療の最大のメリットは、医療機関に行かなくてよいことでしょう。
そしてコロナ禍によって、接触や移動を制限しなければならなくなり、オンライン診療の通院不要の意義はさらに高まりました。
オンライン診療なら、電車やバスに乗ることも、医療機関のロビーで待つことも、医師や看護師と対面で話すことも省略できます。それでいて、患者様と医師は、しっかりコミュニケーションを取ることができます。
オンライン診療の流れ~ヒロオカクリニックの場合
ヒロオカクリニックでもオンライン診療を導入していますので、その利用方法を紹介します。
他の医療機関のオンライン診療も、大体このような流れで進みます。
・アプリ「クロン」をスマホにダウンロード
オンライン診療を希望される患者様は、事前に、自身のスマホに「curon(クロン)」というアプリをダウンロードします。
・登録とアカウントの作成
クロンにユーザー登録をします。
メールアドレス、パスワード、患者様情報、クレジットカード情報などを入力します。
・同意書に同意する
クロンの「医療機関の追加」で、ヒロオカクリニックを追加します。
さらに「同意書」に同意していただきます。
以上で、患者様の登録は完了です。
・クリニックでの確認
患者様のクロン登録が完了したら、ヒロオカクリニックのスタッフが、コンピュータ上で患者様を承認します。
これで、患者様はヒロオカクリニックのオンライン診療を受診できるようになります。
・受診日時の予約、問診票の入力
患者様はクロンを使って、オンライン診療を受けたい日時を入力したり、問診票を記入したりします。すべてスマホで行います。
・実際のオンライン診療
予約した日時に、ヒロオカクリニックの医師から患者様のスマホに「電話」をします。
患者様がクロンの「応答」をタップすると、スマホ画面に医師が映ります。
医師側のパソコンには、患者様が映ります。
これがインターネット会議システムで、そのまま診療を行います。
・処方箋の発行と受け取りとお支払い
医師がオンライン診療で薬が必要であると判断したら処方箋を発行します。
そしてヒロオカクリニックが、患者様が指定する薬局に処方箋をFAXします。
患者様は、指定した薬局に行って薬を受け取り、薬代を支払います。
ヒロオカクリニックへのオンライン診療のお支払いは、クロンに登録したクレジットカードで行います。
まとめ~限界があることを知っておいてください
オンライン診療は便利で画期的な医療サービスですが、限界があることを知っておいてください。
やはり、患者様と医師が「リアル」で対面したほうが、より確実な診療を提供できます。また、オンライン診療を実施できる病気も限られています。
そのためヒロオカクリニックでは、まずは患者様に、通常通りの対面診療を推奨しています。
対面診療をベースにしながら、不便が生じたらオンライン診療でフォローするという進め方がベストではないでしょうか。