PCR検査はいくらなのか、なぜ無料と有料があるのか【新型コロナ】
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新型コロナウイルス(以下、コロナ)に感染しているかどうかをチェックするPCR検査は、「いくら」するのでしょうか。
当院では、無症状の方を対象にした、自費のPCR検査を実施していて、その料金は税抜20,000円です。唾液を採取して検査します。
自費とは、公的医療保険がきかないことであり、20,000円は全額、受検者負担となります。
しかし「PCR検査は無料ではないのか」「公的医療保険が適用されると聞いたことがある」という人もいると思います。
それは事実です。
PCR検査にはなぜ、有料と無料があるのでしょうか。そして有料の場合、なぜ医療機関によって料金が異なるのでしょうか。
保険が適用される場合とされない場合の違い
PCR検査を受けるときに、受検者が一定の条件を満たしていると、公的医療保険が適用され、さらに公費(税金)で補助されるため、実質的に無料になります(2021年1月現在、*1)。
一方で、その「一定の条件」を満たしていない人がPCR検査を受けるときは、公的医療保険が適用されないだけでなく、公費による補助もありません。したがって検査費用は全額受検者が負担することになります。これが自費によるPCR検査であり、当院などが実施しているものです。
一定の条件とは「新型コロナ外来」で検査を受けること
「無料」になるための一定の条件とは、「新型コロナ外来でPCR検査を受けること」なのですが、すべての人が対象になるわけではありません。
東京都の場合で解説します。
発熱した人はまず、東京都発熱相談センターか、自身のかかりつけ医や地域の身近な医療機関に電話相談をします。直接行くのではなく、必ず事前に電話で連絡をするようにしてください。
発熱相談センターに電話をした場合、電話を受けた担当者がコロナを疑った場合は相談者に新型コロナ外来を受診するよう、伝えます。
かかりつけ医や地域の身近な医療機関に相談した場合も、相談者にコロナの疑いがあると判断したら、新型コロナ外来を受診するよう医師が伝えます。
そして新型コロナ外来において、PCR検査を行います(*2)。
このときのPCR検査は無料になります。
「症状はないが確かめたい」場合は自費になる
公的医療保険の対象にならないPCR検査は原則、すべて自費になります。つまり、受検者が「自腹」で検査費用を負担することになります。
PCR検査が自費になるのは、次の場合です。
・コロナ感染が疑われる症状が出ていない場合
・コロナ感染が疑われる症状が出たため帰国者・接触者相談センターに電話で問い合わせたが、同センターが疑似症の要件を満たしていないと判断した場合
・帰国者・接触者相談センターの要請にしたがって帰国者・接触者外来を受診したわけではない場合
例えば、何の症状もない健康な人が、仕事などの都合で「陰性証明書」を必要とする場合、PCR検査を受けることになりますが、このときは自費になります。
自費のPCR検査の料金は医療機関によって異なる
先ほど、当院の自費のPCR検査の料金は税抜20,000円と紹介しました。これは、医師の診察と結果報告書を含めた額になります。結果報告書は、結果が陰性だった場合、陰性証明書の代わりになります。
20,000円という料金や、料金に含む内容は、当院が独自に設定しております。自費の料金は、PCR検査以外の検査でも治療でも、医療機関が独自に決めることになります。
公的医療保険が適用される検査や治療の費用は国が決めますが、自費にはそのような「縛り」がありません。
当院が独自にインターネットで調べたところ、医療機関が行っている自費のPCR検査の料金には、次のようなものがありました。
・A病院:税込28,000円、証明書は別途税込4,400円
・Bクリニック:税別30,000円(ただし5名以上で団体割引あり)
・Cクリニック:税抜20,000円(陰性証明書含む)
「相場」は20,000~30,000円のようです。
まとめ~信頼できる医療機関で受けましょう
当院のPCR検査は、受検者から採取した唾液を、国内最大手の検査機関に送って検査してもらっています。
PCR検査には、陽性ではないのに陽性と出る偽陽性や、陰性ではないのに陰性と出る偽陰性という現象が起き得ます。偽陽性と偽陰性はなかなかゼロにすることは難しいのですが、ゼロに近づけることはできます。そこで当院では、最も信頼できる国内最大手の検査機関に依頼しています。
また、PCR検査で陽性と判定された場合、当院は保健所への連絡などの対応を行っています。さらに、院内は感染対策を徹底しています。
自費のPCR検査を受けるときは、費用だけでなく、信頼性やアフターフォローもチェックするようにしてください。
新型コロナウイルス(以下、コロナ)に感染しているかどうかをチェックするPCR検査は、「いくら」するのでしょうか。
当院では、無症状の方を対象にした、自費のPCR検査を実施していて、その料金は税抜20,000円です。唾液を採取して検査します。
自費とは、公的医療保険がきかないことであり、20,000円は全額、受検者負担となります。
しかし「PCR検査は無料ではないのか」「公的医療保険が適用されると聞いたことがある」という人もいると思います。
それは事実です。
PCR検査にはなぜ、有料と無料があるのでしょうか。そして有料の場合、なぜ医療機関によって料金が異なるのでしょうか。
保険が適用される場合とされない場合の違い
PCR検査を受けるときに、受検者が一定の条件を満たしていると、公的医療保険が適用され、さらに公費(税金)で補助されるため、実質的に無料になります(2021年1月現在、*1)。
一方で、その「一定の条件」を満たしていない人がPCR検査を受けるときは、公的医療保険が適用されないだけでなく、公費による補助もありません。したがって検査費用は全額受検者が負担することになります。これが自費によるPCR検査であり、当院などが実施しているものです。
一定の条件とは「新型コロナ外来」で検査を受けること
「無料」になるための一定の条件とは、「新型コロナ外来でPCR検査を受けること」なのですが、すべての人が対象になるわけではありません。
東京都の場合で解説します。
発熱した人はまず、東京都発熱相談センターか、自身のかかりつけ医や地域の身近な医療機関に電話相談をします。直接行くのではなく、必ず事前に電話で連絡をするようにしてください。
発熱相談センターに電話をした場合、電話を受けた担当者がコロナを疑った場合は相談者に新型コロナ外来を受診するよう、伝えます。
かかりつけ医や地域の身近な医療機関に相談した場合も、相談者にコロナの疑いがあると判断したら、新型コロナ外来を受診するよう医師が伝えます。
そして新型コロナ外来において、PCR検査を行います(*2)。
このときのPCR検査は無料になります。
「症状はないが確かめたい」場合は自費になる
公的医療保険の対象にならないPCR検査は原則、すべて自費になります。つまり、受検者が「自腹」で検査費用を負担することになります。
PCR検査が自費になるのは、次の場合です。
・コロナ感染が疑われる症状が出ていない場合
・コロナ感染が疑われる症状が出たため帰国者・接触者相談センターに電話で問い合わせたが、同センターが疑似症の要件を満たしていないと判断した場合
・帰国者・接触者相談センターの要請にしたがって帰国者・接触者外来を受診したわけではない場合
例えば、何の症状もない健康な人が、仕事などの都合で「陰性証明書」を必要とする場合、PCR検査を受けることになりますが、このときは自費になります。
自費のPCR検査の料金は医療機関によって異なる
先ほど、当院の自費のPCR検査の料金は税抜20,000円と紹介しました。これは、医師の診察と結果報告書を含めた額になります。結果報告書は、結果が陰性だった場合、陰性証明書の代わりになります。
20,000円という料金や、料金に含む内容は、当院が独自に設定しております。自費の料金は、PCR検査以外の検査でも治療でも、医療機関が独自に決めることになります。
公的医療保険が適用される検査や治療の費用は国が決めますが、自費にはそのような「縛り」がありません。
当院が独自にインターネットで調べたところ、医療機関が行っている自費のPCR検査の料金には、次のようなものがありました。
・A病院:税込28,000円、証明書は別途税込4,400円
・Bクリニック:税別30,000円(ただし5名以上で団体割引あり)
・Cクリニック:税抜20,000円(陰性証明書含む)
「相場」は20,000~30,000円のようです。
まとめ~信頼できる医療機関で受けましょう
当院のPCR検査は、受検者から採取した唾液を、国内最大手の検査機関に送って検査してもらっています。
PCR検査には、陽性ではないのに陽性と出る偽陽性や、陰性ではないのに陰性と出る偽陰性という現象が起き得ます。偽陽性と偽陰性はなかなかゼロにすることは難しいのですが、ゼロに近づけることはできます。そこで当院では、最も信頼できる国内最大手の検査機関に依頼しています。
また、PCR検査で陽性と判定された場合、当院は保健所への連絡などの対応を行っています。さらに、院内は感染対策を徹底しています。
自費のPCR検査を受けるときは、費用だけでなく、信頼性やアフターフォローもチェックするようにしてください。
新宿 ヒロオカクリニックでは無症状の方を対象とした自費の新型コロナウイルスPCR検査(唾液)を2種類 実施しております。①PCR検査(医師の診察・結果報告書代込):税込14,850円、②PCR検査(医師の診察・結果報告書代込、変異株のスクリーニング検査対応、国内最大手の検査機関に委託):税込22,000円。詳細はこちら