新宿で高濃度ビタミンC点滴を受けることができます

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ビタミンCが体によい成分であることはよく知られています。

健康や美容に関心のある方ならさらに、ビタミンCには酸化を防止する作用があることをご存知だと思います。

さらに詳しい方は、ビタミンCが、体内のフリーラジカルという現象を抑制することもご存知かもしれません(*1)。

この優れた成分を点滴で体内に投与するのが、高濃度ビタミンC点滴です。

ヒロオカクリニックでも、高濃度ビタミンC点滴を行っています。

果物を食べることでも、サプリメントでも摂取できるビタミンCを、わざわざ医療行為の点滴で投与する狙いについて解説します。

結論を先に紹介すると、ある成分が体にプラスに働くのは、その成分が細胞に浸透するからで、細胞に浸透させる方法として点滴が優れているからです。

点滴は速く細胞に届ける

「成分が効くのは細胞に成分が浸透するから」という説明は、当たり前のことといえます。なぜなら人は、臓器と器官と組織でできていて、これらがしっかり動いている状態を健康と呼び、臓器も器官も組織も細胞でできているからです。

病気は細胞の異常とみなすことができるので、病気を治す薬も細胞に届けなければなりません。

薬を人の体に投与する方法はいくつかありますが、点滴は最も効率的な方法の1つです。

ビタミンCは薬ではありませんが、体への関与の仕方は薬と似ているので、ここで薬を例に取って説明していきます。

中間を排除した投与方法

薬の投与法には、飲み薬もあります。飲み薬は口から胃に入って腸に届き、そこで吸収され、肝臓を経て血液のなかに入ります。血液は毛細血管を経由してすべての細胞に届くので、薬の成分が細胞に届きます。

つまり飲み薬は、こういう流れになります。

■飲み薬→口→胃→腸→肝臓→血液→細胞→効果を発揮

この中間を排除したのが点滴です。

点滴の針は血管に刺すので、次のような流れになります。

点滴→血液→細胞→効果を発揮

薬の成分が素早く細胞に届くのがわかると思います。

点滴の唯一の弱点とは

注射器による薬の投与も効果が早く出る方法です。投与する薬が少量の場合は、注射器を使います。なお、点滴も注射の一種になります。

点滴や注射器による薬の投与はとても優れた方法なのですが、欠点が1つあります。

それは、針を使わなければならないので、医療機関でしか行えないことです。

ビタミンCを投与するだけなら医療機関でなくてもよいのですが、点滴で投与するとなると医師や看護師が行わなければなりません。

より健康になるために使う

飲むより点滴のほうが、成分を速く効率的に細胞に届けられることを確認しました。

では次に、なぜビタミンCを点滴で投与したほうがよいのか解説していきます。

ビタミンCを何週間にもわたってまったく摂らないと、壊血病という病気を発症します。壊血病の症状は、疲労感、歯肉の炎症、皮膚の異常、関節痛、うつ病、歯の脱落などで、最悪死に至ります(*2)。

ただ日本の普通の食生活のなかで暮らしていれば、何週間にもわたってビタミンCをまったく摂れない状況は考えにくいので壊血病はとりあえず心配しなくてよいでしょう。

高濃度ビタミンC点滴を受ける主な目的は、より健康になることです。

したがって、深刻な病気と診断されている人が、高濃度ビタミンC点滴だけで治療するということはありませんが、高濃度ビタミンC点滴が病気の治療をサポートすることはあります。

高濃度ビタミンC点滴で期待できる健康効果

ヒロオカクリニックでは、高濃度ビタミンC点滴によって次のような健康効果が期待できると案内しています(*3)。

・生活習慣病の予防に貢献します
ビタミンCが持つ抗酸化作用は、老化や心臓病、がんなどの生活習慣病を誘発する活性酸素を無毒化する効果が期待できます。

・疲労回復
肉体的ストレスや精神的ストレスを受けると疲れるのは、体内で酸化が進んでしまい細胞がダメージを受けるからです。したがってビタミンCによって抗酸化することができれば、細胞のダメージが抑えられ疲れにくくなります。

・ニキビ予防
活性酸素は皮脂の分泌を促し、ニキビを誘発します。
ビタミンCには活性酸素を無害化する力があるので、ニキビ予防につながります。
「ビタミンCは肌をキレイにする」といわれるのは、こうしたメカニズムが働くからです。

・動脈硬化予防、糖尿病予防、脂質異常症予防
ビタミンCは、動脈硬化を促進する過酸化脂質の生成を抑制し、血中コレステロール値を低下させる作用があります。また血糖値を下げる効果も期待できます。
そのため、ビタミンCには、動脈硬化と糖尿病と脂質異常症を予防する効果があるとされています。

・免疫力向上
昔から「ミカンを食べると風邪を引きにくくなる」といわれていますが、これは「ビタミンCに免疫力を高める効果がある」という説明と一致します。
風邪はウイルスに感染することで発症します。そのため、ビタミンCがリンパ球を活性化させて免疫力が高まると、ウイルスを叩く力が強まって風邪を引きにくくなります。

・抗アレルギー作用
アレルギーはヒスタミンという物質が増えることで発症するのですが、ビタミンCはヒスタミンの発生を抑制します。

・皮膚、血管、筋肉、骨を健康にする
健康な皮膚や血管、筋肉、骨は、豊富なコラーゲンによって保たれています。そのためコラーゲンが減ると老化を早めてしまいます。
ビタミンCには、コラーゲンをつくる繊維芽細胞を活性化させる効果が確認されています。
ビタミンCを摂取すると皮膚や血管、筋肉、骨が健康になるのは、コラーゲンが増えるからと考えられています。

・美白作用
紫外線によって肌がダメージを受けるのは、活性酸素が増えるからです。
実は活性酸素は「よい働き」をすることがあり、メラニンをつくります。メラニンは肌を守る効果がありす。
ところがメラニンは、大量につくられると肌のシミの原因になります。
そこでビタミンCによって活性酸素を抑え込むと、メラニンが減り美白につながるというわけです。

フリーラジカルを抑制する、とは

冒頭で「ビタミンCが体内のフリーラジカルを抑制する」という現象を紹介しましたが、これがなぜ健康にプラスに働くのか解説します。

フリーラジカルとは、分子や原子が電子を失う現象です。

電子を失った原子や分子は不安定になり、ラジカルに(過激に)反応するようになります(*4)。

活性酸素のなかにはフリーラジカルの状態のものがあるので、フリーラジカルを抑制できれば活性酸素の暴走を抑えられます。

そのためビタミンCが持つフリーラジカルを抑える効果に期待するわけです(*5)。

普通のビタミンCではありません

ヒロオカクリニックの高濃度ビタミンC点滴で使っているビタミンCは、アメリカのMylan Institutional(マイラン)という会社のものです。

マイラン社製のビタミンCは濃度が高く防腐剤を使っていないのが特徴です。

日本製のビタミンCに、マイラン社製のものと同レベルのものがないため、当院では海外から調達しています。

まとめ~新宿だからできる「ついでに点滴」

高濃度ビタミンC点滴にかかる時間は、受付なども含めて長くて1時間半くらいです。点滴でビタミンCをゆっくり血管の中に入れていきます。

ヒロオカクリニック新宿駅の近くにありますので、仕事帰りや、買い物のついでに、高濃度ビタミンC点滴を受けていただくことができます。

健康への取り組みは、気を張りすぎるとなかなか長続きしません。

「新宿に行く用事があるな。ついでに点滴を受けておくか」といったような緩い気持ちで、ぜひご来院ください。

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