新宿で生活習慣病の診察ならヒロオカクリニック

Doctor's interview

日本循環器学会認定循環器専門医として

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循環器内科科専門外来副院長:冨山 博史(とみやま ひろふみ)

東京医科大学 循環器内科分野 教授
日本内科学会認定総合内科専門医・日本循環器学会認定循環器専門医
日本高血圧学会認定専門医・人間ドック健診専門医ほか

これまで長年にわたり、循環器専門医として東京医科大学で診療をおこなってきました。なかでも、おもに動脈硬化や高血圧を専門としています。現在ヒロオカクリニックでは、難治性の高血圧症で血圧のコントロールが難しい方や、心不全や冠動脈疾患の疑いのある方の診療を数多く担当しています。

循環器疾患の症状で代表的なものとしては、「胸が痛い」「呼吸苦」「動悸」の3つが挙げられます。しかし、これら症状のある人すべてが循環器疾患だというわけではありません。呼吸苦の場合は肺の疾患、動悸であればバセドウ病、また、胸が痛い方には逆流性食道炎である可能性も考えられます。循環器疾患を疑われている患者さんが受診されたとき、正しい診断を得るためのスクリーニングをすることも循環器専門医の役割だと考えています。

また、東京医科大学に勤務している頃から、当クリニックでは週1回外来を担当していました。これまでも、患者さんを東京医科大学に紹介して高度先進医療を受けてもらい、治療後はクリニックに戻ってもらってフォローしていくといったことを何度もおこなってまいりました。今後も、このよう関係性を維持・発展させながら病診連携を実践していくことが大切だと思っています。

大切にしている診療における3つのコンセプト

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できるかぎり高度な循環器の専門診療を提供したいという思いから、日々の診療において大切にしている3つのコンセプトがあります。

まず1つ目は、これまで約30年間、循環器の高度先進医療の最先端に携わってきた経験をもとに、ヒロオカクリニックで先進医療が必要と判断した患者さんを効率よく提携病院へ紹介していくことです。
東京都内ではすでにやってきていることですが、今後は、近県の高度先進医療を提供している先生方と一緒に連携していきたいと考えています。当クリニックでできる診療をおこないつつ、カバーできない部分はお任せするといったように、丸投げをするのではなく、患者さんをともにフォローしていく体制を大事したいと思っています。

2つ目は、高度先進医療の現場に対して積極的に情報を提供していこうということです。なぜなら、「どのような症状の患者さんが受診するかわからない」といった、私たちのように第一線で診療をおこなうクリニックも、日々の診療のなかで有効な情報を得ることが多くあります。それらの情報を提供することで、今後の高度先進医療の発展にも寄与していきたいです。

3つ目は、ひとりの患者さんを総合的に診ていくということです。循環器内科も内科医でありますし、ヒロオカクリニックには呼吸器・糖尿病・消化器といろいろな専門の先生がおりますので、密接にコミュニケーションをとって総合的な診療を提供していこうと考えています。

ヒロオカクリニックの副院長として

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ヒロオカクリニックのある新宿は、企業の多いオフィス街と住宅街が共存する2面性のある地域です。企業にお勤めの方は、基本的に毎年1回の健康診断を受けられます。その結果、生活習慣病の2次検診が必要となったり、何らかの異常が見つかったりした場合、それらに対してサポートしていくことがクリニックとしての役割となります。また、住宅街にお住いの方には、何かあったら相談できる「近所のお医者さん」としての役割を維持していくことが必要です。今後も、どちらかに偏ることなく検討・対応をしてまいります。

また、ヒロオカクリニックは健診センターを併設しています。
さきほど申しましたとおり、企業が多い新宿では健康診断が大きな要素になります。日本では長い期間にわたって雇用される方がまだ多いので、ずっと新宿にお勤めの方はそのままケアを続けていくことになります。そのような場合にも、当クリニックでは企業健診で見つかった問題点についてカバーするだけではなく、継続してフォローしていくことができます。これは、循環器だけではなく、それぞれの診療科の専門がいるからこそ可能なことです。健診結果のカバーからその後のフォローまで、一貫してからだの状態をマネジメントできることが私たちの大きな強みのひとつだと思っています。

患者様へのメッセージ

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循環器内科の外来を受診される患者さんで多いのが、冠動脈疾患、そしてお年を召した方の心不全です。なかには、「どうしてここまで我慢されたのだろう?」という患者さんもいらっしゃいます。循環器内科は何となく敷居が高いと感じられるかもしれませんが、どうぞ気楽にご来院ください。

また、不整脈のひとつである心房細動は、動悸の症状を訴える方もいれば、症状を感じない方もいます。症状を感じない方は、健康診断で不整脈が見つかり、それがきっかけで弁膜症や心不全などの隠れた疾患がわかるということがあります。大きな疾患を予防するためにも、ぜひ毎年欠かさずに企業健診や高齢者健診を受診してください。

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