Doctor's interview
東邦大学医学部卒業
順天堂大学医学部付属浦安病院・順天堂大学医学部付属呼吸器内科学講座等の勤務を経て、2024年4月より現職。
日本呼吸器学科 呼吸器内科専門医
日本睡眠総合検診協会 CPAP療法士
日本内科学会・日本呼吸器学会・日本アレルギー学会・日本人間ドック学会等に加入
呼吸器内科を専門にしようと決めた理由には、研修医のときに初期研修のプログラムで地域医療に携わった経験が大きく関わっています。当時、大島で台風による災害が発生した際、現地で診療にあたることになりました。大きな災害のなかでは使える医療機器も少なく、使用できる機器が聴診器などに限られた状況であっても、患者さんを診断・治療できる医師になりたいと思ったことがきっかけです。また、全身疾患を診る機会が比較的多いことも、呼吸器内科専門医を目指した理由のひとつです。
順天堂大学の呼吸器内科では、おもに喘息や肺がん・肺炎など、呼吸器の代表的な疾患の診療にあたっておりましたが、ヒロオカクリニックでは、まだ診断がついていない患者さんの疾患を見極め、それぞれの疾患や症状に応じて提携する医療機関をご紹介しています。また、クリニックでの対応が可能な喘息や肺炎については、外来での診察・治療をおこなっています。
呼吸器内科では、「問診」が特に重要なポイントになると考えています。
そのため、既往歴やアレルギー歴を確認するだけではなく、「どのような住宅に住んでいるか」「ペットは飼っているか」など、より詳細な内容についてお聞きしています。患者さんの日常生活そのものが疾患やアレルギーを見極める道筋になることが多いため、しっかりとコミュニケーションをとるように心がけています。
呼吸器内科と聞くと、肺がん・喘息・間質性肺炎などの重篤な疾患をイメージして「敷居が高い」と感じる患者さんも多いと思います。しかし、普通に来院される患者さんの主訴(おもな症状)でもっとも多くみられるものは、風邪や咳です。咳であっても、1か月以上続いたり発熱をともなったりする場合、また、「いつもとなにか違う」と感じる場合はぜひ外来を受診してください。呼吸器内科の専門医として、風邪なのか、それとも喘息やそのほかの疾患が原因なのかを正しく診断することで、一日でも早く日常生活に戻っていただけるよう努めてまいります。
現在は、呼吸器内科の外来診療を担当するとともに、健診センター長も務めています。
ヒロオカクリニックは、新宿という立地から働き盛りの会社員や若い世代の方がよく来院されますが、健康診断を受けていない方も多くみられます。なかには、2~3年ぶりに健康診断を受けて肺がんが見つかったけれど、もう少し早ければ手術できたのに…というケースも少なくありません。そのようなことが起きないように、毎年1回、必ず健康診断を受けていただきたいです。
自分では気がつかない疾患を見つけることが健康診断の目的です。体調に関する不安や困っていることをご相談いただくこともできますし、異常が見つかれば、どの診療科を受診すればよいかをご案内することができます。生活習慣病のリスクや疾患を見つけるためには、年に1回の健康診断が軸になると考えていますが、ご自身の家族歴から重篤な疾患の心配をされている方、より詳しい検査を希望される方には人間ドックも受診するという選択肢もあります。
外来受診や健康診断・人間ドックで異常や疾患が見つかった場合、当クリニックでもレントゲンやCT検査などの精密検査をおこなえますが、必要に応じて提携している医療機関をご紹介しています。たとえば、以前勤務していた順天堂大学の呼吸器内科は、肺がん・肺気腫・間質性肺炎・喘息など、どの領域にも素晴らしい先生が揃っているので、安心してご紹介することができます。このように、ヒロオカクリニックは実績のある数々の医療機関と提携していますので、患者さんにも「心強いかかりつけ医」だと感じていただければと思います。
咳で悩まれていた患者さんが明るい表情で来院されたり、治りましたという報告を受けたりするときは、医師としてとても嬉しくやりがいを感じる瞬間です。
正しい診断や最適な治療が提供できるように、患者さんのお話にしっかりと耳を傾けることを心がけていますので、何科を受診すればよいのかわからないという方や、信頼できるかかりつけ医を探しているという方もどうぞ安心してご来院ください。
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